2018年3月9日、京都大学ASEAN拠点の園部太郎副所長及び学術研究支援室国際グループの斎藤知里URAが当センターを来訪されました。
京都大学大学院教育学研究科は、国内外の教育をめぐる問題に対応しうる拠点の形成と、その成果を次世代の研究教育実践を担う人材養成に繋げていく一貫した体制整備の要として、「グローバル教育展開オフィス」を平成29年度に設置しています。このような人材養成の国際カリキュラムにおいて、グローバル教育展開オフィスは、京都大学ASEAN拠点と連携して、大学院生を対象としたタイにおける「国際インターンシップ」の可能性を検討しており、UNESCOへのインターン生派遣もひとつの可能性として検討していらっしゃいます。山下センター長は、UNESCO本部での経験があり、ESD(Education for Sustainable Development)における人材育成関連事業にも関わってきました。このため、園部副所長及び斎藤URAは、カリキュラムを展開するにあたっての情報収集として、当センターにお越しくださり、活発な意見交換を行いました。
また、斎藤URAはJSPS国際事業部での勤務経験をお持ちであり、京都大学もJSPS同様、欧州(ドイツ・ハイデルベルク)ならびにASEAN(タイ・バンコク)に拠点を設けていることから、海外拠点の役割等についても意見交換することができました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。