2018年3月6日、明治薬科大学アジア・アフリカ創薬研究センター齋藤直樹センター長が当センターを来訪されました。
今回はタイの学術協定校との打合せのために来タイされ、当センターには最近の東南アジアの動向等について情報収集をしたいとのことでお越しくださいました。
齋藤センター長は、2014年7月にフィリピンのデ・ラサール大学で開催されたJSPSフィリピン同窓会(JAAP)シンポジウム”HEALTH and the ENVIROMENT”において基調講演をしていただいております。
(その時の様子はこちら)
同大学のアジア・アフリカ創薬研究センターは、アジア・アフリカ諸国に対する相互交流を通じて、薬学領域の教育・研究における国際的な貢献を目的として平成17年4月に開設されました。平成18年4月にはJSPS国際事業の1つである「アジア・アフリカ学術基盤形成事業」の拠点大学に選定されました。
齋藤センター長からは、「創薬にかかわる次世代の若手研究者の育成」について、東南アジア等において、機材や試薬の調達が困難であることから、タイの学生・研究者が日本で教育を受けた後、タイに戻ってからも、継続して研究ができるよう支援が必要であること、また研究にも影響を及ぼす「生物多様性条約」採択後の問題点や、日本の大学の薬学部の現状等についてもお話を頂きました。
当センターからは、JSPS国際事業の「研究拠点形成事業」やJSPS同窓会の活動内容等について説明させて頂きました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。