2018年2月16日、静岡大学の鈴木滋彦副学長(国際戦略担当)が国際交流センター学術交流部門長の松田紀子教授、国際交流課の福井郁夫係長及び財務課の太田憲吾係長とともに当センターを来訪されました。
静岡大学では、社会のさまざまな分野でリーダーとして活躍でき、多角的な視野を持って問題解決に当たることができる人材育成を目指し、主体的で旺盛な学習意欲を持ち、異なる考え方や文化を尊重し、独創的能力を秘め、知的好奇心や関心を持った学生を広く国内外から受入れています。このような学生受けれの取り組みとして、鈴木副学長からご説明いただいた「アジアブリッジプログラム(ABP)」では、静岡で学び、世界で働くための人材育成を目的に、学部レベルでは、静岡県の企業が多く進出するタイ、インドネシア、ベトナム、インドから学部留学生を毎年40名受け入れています。入学検定料、入学料及び1年目の授業料が全額不徴収の経済的負担の少ない同プログラムの下、静岡とアジア諸国の架け橋として活躍が期待される理工系の専門性に経営学的思考、文系の専門性に理工学的思考をあわせ持ち、広い視野のもとでアジアを中心とする海外で活躍する人材育成を図っていらっしゃいます。
当センターからも、JSPS国際交流事業を中心にJSPS概要及び当センターの活動内容を説明させていただきました。鈴木副学長はJSPS学術システム研究センターの研究員を3年間務められ、福井係長は、国際協力員としてワシントン研究連絡センターでの勤務経験をお持ちのため、JSPS国際交流事業や人的ネットワークとしての同窓会活動等についても有意義な意見交換を行うことができました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。