2018年2月16日、横浜国立大学の箱田規雄理事・事務局長が、岸信治学務部教務企画課長及び竹内智子学務部国際教育課長・国際戦略推進機構国際戦略室長と共に、当センターを来訪されました。
同大学は、2017年6月にプリンス・オブ・ソンクラー大学プーケットキャンパスに国際ブランチを設置され、今後、特に環境科学、自然科学、コンピュータサイエンス、経営学、日本研究、都市開発の分野におけるタイや周辺諸国の実用的研究、研究開発、人材育成の拠点として運営される予定です。今回は、海外協働教育研究拠点のあり方や課題、他大学との共同利用について情報収集がしたいとのことで、当センターをご訪問くださいました。
箱田理事からは、国際ブランチをもっと活用して、学生交流を進めたいと考えていると説明があり、タイにおける日本の大学の現地オフィスの運営方法や、これらの現地オフィスに対して当センターが実施している支援についてご質問がありました。
当センターからは、現在タイに現地オフィスを置く約50の大学の現状について、常駐の職員を置く大学を例に挙げ、常駐職員を置く大学はまだ多くはないこと、国立六大学(千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本)バンコク事務所のように共用事務所として運用している大学があること等について紹介をしました。
山下センター長からは、JSPSで大学職員を対象に実施している国際学術交流研修や、研究拠点形成事業、二国間交流事業、外国人研究者招へい事業等のJSPS国際交流事業について、これらの事業に申請して研究者交流の活性化に繋げて頂きたいと説明しました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。