2018年2月13日、九州工業大学の西野貴子学務課教育企画係長及び林雅子生命体工学研究科事務部学生・留学生係主任が、当センターを来訪されました。
西野係長及び林主任は、3月にバンコクで実施予定の短期海外派遣プログラムの1つである「スタディー・ツアー」について、日本学生支援機構(JASSO)タイ事務所、国際交流基金(JF)バンコク日本文化センター、宇宙航空研究開発機構(JAXA)バンコク駐在員事務所等の学生の受け入れ先機関と打合せを実施するため来タイされ、当センターへは、スタディー・ツアーの打ち合わせとともに、九州工業大学でのタイでの活動を特徴づけるためには、どういった取り組みが可能か等についての情報収集のため、お越しくださいました。
当センターとの意見交換では、西野係長から、大学間国際交流協定を締結しているキング・モンクット工科大学ノースバンコク校との交流活動を活用して、同大学の強みである「ロボット」や「宇宙」の分野を積極的にアピールして行きたいことについて、ご説明頂きました。
またお二人は、2月8日に開催したJSPSバンコク研究連絡センター、タイ学術会議(NRCT)及びJSPSタイ同窓会(JAAT)による共催セミナーにも終日ご参加頂き、同大学が同窓会のネットワーク化に注力しているため、同窓会の運営や同窓会総会の開催等についても今後の参考にしたいとおっしゃっていただきました。
当センターからは、研究拠点形成事業、二国間交流事業、外国人研究者招へい事業及び論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU事業)等のJSPS国際交流事業について説明するとともに、タイに拠点を置く日本の大学の現状や大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)の状況等についても説明をしました。
今回は特に海外オフィスや同窓会の運営等について、今後の在り方や活用方法等、有意義な意見交換を実施することができました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。