2018年1月24日、秋田大学教育文化学部地域文化学科の髙樋さち子准教授が、埼玉県環境科学国際センターの王効挙専門研究員とともに、当センターを来訪されました。
高樋准教授は、前回2014年2月16日に当センターにお越しいただいております。(前回の訪問の様子はこちら)また、2016年2月18日に当センターがミャンマーを訪問した際には、在ミャンマー日本国大使館表敬訪問にもご同行いただき、翌2月19日のヤンゴン大学でのJSPS事業説明会時には、開催にあたってご支援・ご協力をいただきました。(その時の様子はこちら)
高樋准教授は、東南アジアにおける環境問題を中心に研究されており、今回は科研費基盤研究B「東南アジアにおける水銀利用による環境汚染の回復と持続的産業発展に関する研究」の研究のため、研究分担者の王専門研究員とともに、来タイされました。
当センターからは、2018年1月18日・19日にミャンマーのヤンゴン大学及びヤンゴン工科大学において実施したJSPS事業説明会の様子について紹介をしました。今回は学部生や大学院生等の学生が中心だったため、若手研究者に対して広く周知できるよう、次回の開催にあたっての協力をお願いいたしました。
また髙樋准教授は、2017年10月30日、インドネシアのウダヤナ大学で開催したJSPS事業説明会にもご協力いただいていたことから、ガイダンス後に国際事業に興味を持った研究者からの複数の問い合わせがあったこと、バリやロンボックにある大学からも、ぜひJSPS事業説明会を開催して欲しい旨の依頼があったこと等をお話いただきました。
山下センター長からは、2018年は日本インドネシア国交樹立60周年にあたる記念の年であり、またインドネシアにおけるJSPSの対応機関であるインドネシア科学院(LIPI)及び研究技術高等教育省(DG-RSTHE)とのMOU締結40周年にあたることから、インドネシアにおいて大規模なシンポジウムとJSPS同窓会を開催予定である旨の説明がありました。
その後も、ミャンマー、インドネシア、マレーシアの大学・学術機関等の状況について、多岐にわたり有意義な意見交換を実施することができました。
当センターでは今後も日本の研究機関等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。