在タイ日本国大使館主催留学説明会に参加、コンケン大学を表敬訪問及びJSPS事業説明会を実施

2018年1月11日、在タイ日本国大使館主催の「18th Japan Education Fair in Khon Kean」に合わせコンケン大学を訪問し、JSPS事業説明会を実施しました。同大学では毎年JSPS事業説明会を実施しており、今年で5回目の開催となります。
説明会前に、在タイ日本国大使館の寺島一等書記官をはじめJapan Education Fairに参加している全大学とともにコンケン大学の副学長、学部長らを表敬訪問し、同大学のAssoc. Prof. Dr. Nawarat Wara-aswapati Charoen副学長(国際担当)から歓迎の挨拶を頂きました。JSPSタイ同窓会(JAAT)会員であるAssoc. Prof. Dr. Nawaratは、外国人招へい研究者(長期)として10か月間、東京医科歯科大学で研究をされた経験をお持ちでいらっしゃいます。挨拶では、現在74の日本の大学及び研究機関とMoUを締結し、共同研究や学生・研究者交流を進めていることを紹介されました。
寺島一等書記官からの挨拶では、タイに事務所を構える日本の大学が約50校以上あること紹介する一方で、タイから日本へ留学生はベトナム、ミャンマー及びインドネシア等の人数より少ないことに触れて、今後、その数が増えることを期待したいとおっしゃっていました。
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表敬訪問に続いて実施した事業説明会では、再度、同大学のAssoc. Prof. Dr. Nawarat Wara-aswapati Charoen副学長(国際担当)から挨拶をいただきました。

Assoc. Prof. Dr. Nawarat Wara-aswapati Charoen副学長(国際担当)

Assoc. Prof. Dr. Nawarat Wara-aswapati Charoen副学長(国際担当)

山下センター長がJSPSの概要及びJSPSバンコクセンターの活動内容について説明した後、土肥国際協力員及び斉藤国際協力員がJSPS国際交流事業の紹介を行いました。

山下センター長

山下センター長

 

土肥国際協力員

土肥国際協力員

 

斉藤国際協力員

斉藤国際協力員

続いて、JAAT理事でもあり、論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)により産業医科大学でPhDを取得されたProf. Dr. Kittisak Sawanyawisuthより、同事業を通じて学んだことや日本での体験談についてお話しいただきました。その中で、自身も一度の応募で通らなかったことを紹介し、決してあきらめずに応募してくださいと参加者に呼びかけていました。

Prof. Dr. Kittisak Sawanyawisuth

Prof. Dr. Kittisak Sawanyawisuth

同じくJAAT理事でRONPAKU事業により駒澤大学でPhDを取得されたAssoc. Prof. Dr. Sukanya Aimimthamには、申請手順や日本での研究及び生活等について、非常に詳しくお話しいただき、参加者は、より理解を深めることができたようです。

Assoc. Prof. Dr. Sukanya Aimimtham

Assoc. Prof. Dr. Sukanya Aimimtham

事業説明会には、若手研究者を中心に約30名の参加がありました。その中にはインドネシアの研究機関からコンケン大学に留学している学生もいらっしゃり、質疑応答では、外国人研究者招へい事業及び論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)を中心に、競争率や申請資格について等、予定時間を超えて、多くの質問があがり、JSPS国際事業への関心の高さが伺える有意義な説明会となりました。

集合写真

集合写真