2018年1月9日、九州工業大学の鶴田隆治理事・副学長(教育・学生担当)が、西野貴子教育企画係長及び武内紀陽学生支援係長とともに、JSPS事業説明会を実施したキング・モンクット工科大学トンブリ校の説明会会場にお越し下さいました。
同大学は基本理念である「わが国の産業発展のため、品格と創造性を有する人材を育成する」を念頭に置き、“Global Engineer”の養成・有能な人材の確保による「知の競争力」の向上・国際的プレゼンスの向上の3点を目的として国際化を進めておられます。
同大学は、協定を締結しているキング・モンクット工科大学ノースバンコク校との間でロボット系・衛星系の分野でコラボレーション・ラボラトリーを運営していらっしゃいます。これらの国際拠点等を活用して、学生・研究交流を推進するにあたり、タイにおける国際交流の現状について情報収集をしたいとのことで足を運んで下さいました。
鶴田理事からは、タイからの留学生が卒業後、タイで要職に就いていることが多いこと、タイ在住の卒業生の方々が多数活躍していることについて説明を頂きました。今後は大学の同窓会組織や海外拠点を、福岡県人会や商工会議所等の協力を得ながら、学生・研究交流や海外インターンシップにうまく結び付けていきたいとお話頂きました。
また、西野係長からは海外同窓会について、タイとマレーシアで同窓会組織の立ち上げ中である旨を説明頂きました。なお、同大学はマレーシアの大学と交流を実施しており、プトラ大学にはサテライトキャンパスがあるため、こちらも積極的に活用したいとのことでした。
山下センター長からは、バンコク研究連絡センターの活動内容及び在タイ大学連絡会(JUNThai)について紹介を行いました。
今回は特に同窓会組織について、今後の在り方や活用方法等、有意義な意見交換を実施することができました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。