マレーシア科学大学(USM)にてJSPS事業説明会を実施

2017年10月17日、昨年度に引き続き、マレーシア・ペナンにあるマレーシア科学大学(USM)にてJSPS事業説明会を実施しました。なお、説明会実施に当たっては、USMの日本文化センター(JCC)副田雅紀(そえだ まさとし)センター長にご支援、ご協力をいただきました。
説明会は、TV会議システムにて別のキャンパスにも中継される中、JSPS事業経験者であるAbdul Rahman Mohamed副学長(Deputy Vice Chancellor)の開会挨拶で始まりました。

Abdul Rahman Mohamed副学長

Abdul Rahman Mohamed副学長

山下センター長より感謝の言葉を述べた後、古屋副センター長によるJSPS概要説明、土肥国際協力員及び斉藤国際協力員によるJSPS国際事業の説明を行いました。

山下センター長

山下センター長


古屋副センター長

古屋副センター長

その後、JSPS事業経験者である、Prof. Dato’ Dr. Aileen Tan Shau Hwaiにご講演いただきました。
海洋研究センター長のProf. Dato’ Dr. Aileenは、研究拠点形成事業等の国際共同研究事業を通して得た国際ネットワークを活用し、長年日本と共同研究を実施されていらっしゃいます。プレゼンでは共同研究の様子等、写真を交えてお話しいただきました。JSPS国際共同研究事業のワークショップやセミナーを通して、若手研究者育成にも繋がっているとおっしゃられていました。

Prof. Dato’ Dr. Aileen Tan Shau Hwai

Prof. Dato’ Dr. Aileen Tan Shau Hwai

また、説明会には、Dr. Aileenの他にもJSPS事業経験者に複数参加いただいていたため、彼らの体験談をお話いただきましたが、昨年度USMで開催した事業説明会をきっかけに「第9回HOPEミーティング」に応募し、参加することができたという学生からも、その様子等についてお話いただきました。なお、今年度開催の「第10回HOPEミーティング」にもUSMから2名参加することとなっています。

「第9回HOPEミーティング」参加者

「第9回HOPEミーティング」参加者

説明会には、昨年度を上回る60名以上の参加がありました。
質疑応答では、国際共同研究事業を中心に非常に多くの質問があり、JSPS国際事業に対する関心の高さが伺えました。我々にとってもマレーシアの研究者にJSPS国際交流事業を知ってもらうことができ、さらには、マレーシアの研究者がどのようなことに興味があるのかを知ることができ、有意義な事業説明会となりました。
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集合写真

集合写真