在ペナン日本国総領事館を表敬訪問

2017年10月17日、マレーシア科学大学(USM)の副田雅紀日本文化センター長とともに、マレーシア在ペナン日本国総領事館を表敬訪問しました。

今回の訪問では、糸井清総領事及び中川紘佑副領事にJSPSの国際事業やマレーシアでの活動状況等について説明しました。また、山下センター長からは、現在USMを中心にJSPSマレーシア同窓会を立ち上げる準備をしている旨の説明があり、より多くの研究者に日本に来て頂くために、在ペナン日本国総領事館にもお力添えを頂きたいと協力のお願いをしました。

糸井総領事からは、日本・マレーシア双方の学術交流を進めていくことは非常に大事なことであり、JSPSの国際事業についても今後広くマレーシア内に周知していきたいとおっしゃって頂きました。また、中川副領事からは、国際事業の申請手順及び選考過程等についてご質問を頂き、山下センター長から、外国人招へい事業・論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)等の申請は、全て日本の大学・機関を通してJSPSの東京本部に提出する必要があること等について説明をしました。

また、USMの副田センター長からは、アジア・太平洋・アフリカ地域等から選抜された優秀な大学院生等を対象として日本で開催されるJSPSの国際交流事業の1つである「HOPEミーティング」について、今年度はUSMからの2名を含む4名の博士課程の学生が参加する予定であり、同世代の研究者との交流やノーベル賞受賞者との交流は若い研究者にとって大変貴重な機会である、とお話を頂きました。

その後も日本とマレーシアの関係をさらに強化する取り組みや支援等について意見交換を実施する等、総領事館との連携強化の重要性を再認識いたしました。
当センターでは昨年に引き続きペナンにあるUSMにおいて事業説明会を実施しており、今後とも総領事館との連携を強化しつつ、マレーシアの大学における研究活動の推進に貢献していきたいと思います。

左から:中川副領事、USM副田センター長、糸井総領事、山下センター長、古屋副センター長、土肥国際協力員、斉藤国際協力員

左から:中川副領事、USM副田センター長、糸井総領事、山下センター長、古屋副センター長、土肥国際協力員、斉藤国際協力員

マレーシア在ペナン日本国総領事館のHPにも掲載頂きました