2017年9月14日、関西大学の西澤希久男教授が当センターを来訪されました。西澤教授は、これまでにも何度か当センターにお越しいただいております。(前回の訪問の様子はこちら)
西澤教授は、アジアの法律、特にタイの法律を中心に研究されており、今回は科研費基盤研究A「ASEAN経済共同体構築による加盟国法へのインパクト」の研究分担者として、東南アジア法がタイに与える影響を調査するため来タイされています。12月にも科研費基盤研究Bの調査のため、来タイされるとのことでした。
関西大学は、協定大学のひとつであるチュラロンコン大学内に海外オフィスを設置しており、留学生別科をはじめとする外国人留学生の募集活動、タイの協定大学などとの学術交流、国際シンポジウムやワークショップ等、各種イベントの開催のほか、タイ在住の学校友(関西大学同窓会)との連携を行っています。西澤教授は、今回の来タイでご自身の研究調査とともに、この海外拠点をより一層活用するための調査も併せて行われているとのことでした。このため、当センターから、約50校までに増えたタイに拠点を置く日本の大学の現状や大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)の状況等についてご説明させていただきました。
その他、日本とタイの事務組織の違いや私立大学の違い等、日タイ双方の大学の現状について、幅広く意見交換をすることができました。
当センターでは今後も日本の大学及び研究者のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。