2017年7月11日、セントラル・ルザン州立大学にてJSPS事業説明会を実施しました。同大学はフィリピン・マニラの北150キロメートルのルソン島にある州立大学で、1907年に創設されました。
事業説明会に先立ち、前日の7月10日にはTereso A. Abella 学長及びMelissa E. Agulto副学長を表敬訪問した後、Mushroom Center他、学内研究施設をご案内いただきました。
Dr. Renato G. Reyes事務局長(左)、Melissa E. Agulto副学長(左から2人目)、Dr.Susan Gallardo会長(手前)
左から、土肥国際協力員、古屋副センター長、山下センター長、Tereso A. Abella 学長、Dr.Susan Gallardo会長、Dr. Renato G. Reyes事務局長
事業説明会には約50名が参加し、JSPSフィリピン同窓会メンバーでもあるTereso A. Abella 学長の開会の挨拶で事業説明会がスタートしました。続いて山下センター長、古屋副センター長及び土肥国際協力員がJSPSの概要と国際事業について紹介を行いました。
引き続き、JSPSフィリピン同窓会の事務局長であるセントラル・ルザン州立大学のDr. Renato G. Reyesから、JSPSのフェローとしての日本での経験について、また国際稲研究所(International Rice Research Institute)のDr. Elmer G. Bautistaから、論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)における東北大学での経験についてご講演いただきました。
その後の質疑応答では、招へい事業(外国人特別研究員)の申請条件や論博事業について会場から多くの質問があり、山下センター長、Dr. Renato G. Reyes及びDr. Elmer G. Bautistaがそれぞれ回答をしました。
Dr. Renato G. Reyesによる経験談
Dr. Elmer G. Bautistaによる論博事業経験談
講演の最後には、JSPSフィリピン同窓会の会長である、デラサール大学のDr.Susan Gallardoの挨拶で幕を閉じました。
2016年12月にはデラサール大学で同窓会主催のワークショップを開催する等、同大学でのJSPS経験者増に向け、これまでもDr.Susan Gallardo 会長、Dr. Renato G. Reyes 事務局長が積極的に広報活動を展開してくださっています。その効果もあって、今回の事業説明会では、非常に活発な意見交換が行われました。
Dr.Susan Gallardo会長の閉会の挨拶