2017年5月19日、九州大学の横田文彦講師が当センターを来訪されました。
横田先生は公衆衛生・疫学をご専門とされ、九州大学・持続可能な社会のための決断科学センターの健康モジュール(共同研究チーム)に所属されておられます。健康モジュールでは、バングラデシュやインドなどの南アジアを中心にポータブル・ヘルス・クリニック(生活習慣病予防のための健診と遠隔医療サービス)のソーシャル・ビジネス化や普及を目標に研究・教育活動をされているとのことでした。
当センターの山下センター長は、持続可能な社会のための決断科学センターの学外担当者を務めていることもあり、ポータブル・ヘルス・クリニックをアジア途上国の無医村・遠隔地域でどのように持続可能的に実施していくかについて、様々な意見交換を行いました。
また、当センターから外国人特別研究員、論文博士号取得希望者に対する支援事業、二国間交流事業及び研究拠点形成事業等のJSPS国際事業についてご説明させていただきました。横田先生はバングラデシュやインドの研究者と共同で研究を実施されていることもあり、研究拠点形成事業にご興味を示しておられました。
当センターでは今後もアジアで活動される研究者を積極的に支援していきたいと考えています。