香川大学 長竹善伸国際グループリーダーの来訪

2017年3月15日、香川大学の長竹善伸国際グループリーダーが当センターを来訪されました。
香川大学は、チェンマイ大学と30年以上にわたり教員交流を中心に大学間の交流を続けられており、現在でも隔年で合同シンポジウムを開催されています。今回は、チェンマイで開催された香川大学タイ人留学生の同窓会に出席されるために訪泰され、その後当センターにも来訪頂きました。
現在、香川大学のタイ人留学生数は中国に次いで2番目に多いこともあり、同大学では研究交流等タイとの更なる交流を目指していらっしゃるそうです。そのため、タイの情勢や学術政策等についてご質問をいただきました。
これに対し、当センターからは、センターの活動内容やJSPSのタイにおけるカウンターパートであるタイ学術会議(NRCT)等について紹介するとともに、今年からスタートしている国家20年計画や次期経済産業モデルであるThailand 4.0など、タイ国内の学術分野に関する動向を中心に説明しました。
また、長竹グループリーダーは過去に文部科学省の国際教育交流担当職員長期研修プログラム(LEAPプログラム)を受けられており、JSPSの国際学術交流研修(大学職員向けの国際研修事業)にもご関心を示され、同研修の概要についても説明を行いました。
その他、長竹グループリーダーからは、香川大学・愛媛大学・高知大学及びインドネシアの3大学による「大学の世界展開力強化事業」を通じたインドネシアとの学生交流やブルネイとの大学間交流などASEAN地域での活動を中心にお話をお伺いすることができました。

古屋副センター長と長竹グループリーダー

古屋副センター長と長竹グループリーダー

センターでは今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。