大阪大学 大杉卓三特任准教授の来訪

2017年3月7日、大阪大学未来戦略機構第一部門の大杉卓三特任准教授が当センターを来訪されました。

大杉先生は、ソーシャル・ビジネスに関する研究や活動に取り組まれており、今年2月には、九州大学のアシル・アハメッド准教授との共著で「グラミンのソーシャル・ビジネス」を増補改訂版として発行されました。
また、同2月にはノーベル平和賞を受賞した経済学者ムハマド・ユヌス氏を招いて開催されたシンポジウム「ソーシャル・ビジネスで未来をつくろう」にも尽力された他、今年1月には一般社団法人ソーシャル・ビジネス・アカデミア・ネットワークを立ち上げられ、今後はソーシャル・ビジネスに取り組む起業家の育成にもさらに取り組まれていく予定です。
その他、ポータブル・ヘルス・クリニック(ICTを活用した新たな医療サービスの提供)やバングラデシュからの医師、看護師の受入れ等に関する取組みについてもお話しをお伺いすることができました。

大杉先生の活動に対し、山下センター長は、タマサート大学のPuey Ungphakorn研究開発学部長のDr. Jitti Mongkolnchaiarunyaが中心となって進められている「アジアの貧困撲滅のための地域起こし」をテーマとしたフォーラム(※2016年11月25日の記事参照)を紹介し、同フォーラムとの連携を提案したところ、大杉先生から前向きなお返事をいただきました。

大田国際協力員、大杉先生、山下センター長

大田国際協力員、大杉先生、山下センター長