2016年9月20日、バンコク日本大使館ホールで、山口大学・カセサート大学共催のセミナー「発酵製品を製造する新しい技術」が開催され、山下センター長が開会式で祝辞を述べました。このセミナーは、山口大学が日本側の拠点となって2014年度に採択された先端拠点形成事業(Aタイプ)「バイオ新領域を拓く熱帯性環境微生物の国際研究拠点形成」の一環として実施されたもので、開会式では、佐渡島志郎・駐タイ日本大使による歓迎の挨拶の後、カセサート大学学術研究担当副学長のDr. Lily Kaveeta, 山口大学の堀憲次副学長がそれぞれ主催者挨拶を行いました。
その後、タイ国農業研究開発機構(ARDA)理事長のMrs. Panpimon Chunyanuwat, タイ学術会議(NRCT)の上級顧問のMrs. Yassawadee Ungvichian と山下センター長がそれぞれ祝辞を述べました。
引き続き行われた研究発表では、両大学のほかチュラロンコン大、チェンマイ大、コンケン大、シーナカリンウイロート大、プリンスオブソンクラ大などタイの主要な研究大学の先生方が「発酵」に関連する新技術開発についての成果を披露しました。
なお両大学は、11月14日カセサート大学バンケンセンキャンパスで、一昨年のチェンマイに続いて第二回目の拠点形成事業の成果発表セミナーを開催する予定です。