北海道情報大学 穴田有一教授の来訪

2016年9月12日、北海道情報大学の穴田有一教授がラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校(RMUTT)のNatha Kuptasthien学長補佐と共に来訪されました。

北海道情報大学は、8年前にRMUTTとMoUを締結し、それ以来教員の交流を図られており、今年3月にはRMUTT内にタイ拠点事務所となる「北海道情報大学インターナショナル・オフィス」を開所されました。

また、近年は学生交流も積極的に図っており、その一環として両校の学生から選ばれた優秀者がチームを組み、WEB制作、コンピュータプログラミング、ショートムービー制作の技術を競うアクティブラーニング・プログラムにも取り組まれています。このプログラムでは競争と共同の両側面を学べるようになっている他、最終プレゼンは英語で行い、単位としても認定されるため両校の学生にとって非常に有効なプログラムとなっているそうです。
その他、情報通信技術(ICT)に関するワークショップも開催されており、これらをきっかけに人材育成の観点から広がりができることも期待されていらっしゃいました。

同大学はASEAN地域ではマレーシアのUCSI大学とも2年前にMoUを締結しており、学生をUCSI大学に派遣し英語研修を行っているそうですが、今回開所された同オフィスをASEAN地域の大学に対するプロモーション拠点として、留学生の獲得やインターシップの実施を目指したいとのことでした。

これに対し、山下センター長からはJSPSの国際事業の紹介のほか、学生向けのスタディツアーの案内も行い、また、Natha学長補佐に対しては、JSPS事業説明会についても紹介を行いました。

Natha学長補佐、穴田教授、山下センター長、古屋副センター長

Natha学長補佐、穴田教授、山下センター長、古屋副センター長

当センターでは今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。