2016年9月6日、法政大学大学院政策創造研究科の増淵敏之教授が当センターを来訪されました。
増淵教授は、以前ソニー・ミュージックエンタテインメントにてコンテンツ制作に従事されており、現在は同大学でメディア・コンテンツなどのポップカルチャーに関する研究・指導をご専門にされています。また、岩手県が同県を文化立県させるための取組みとして同県より「希望郷いわて文化大使」に任命されており、岩手県の地方創生活動にも携わっておられます。
今回はタマサート大学でタイにおける日本のコンテンツの受容状況、活用方法や日本のコンテンツをどのように理解してもらうかなどを調査するために訪泰されました。
日本のアニメなどのコンテンツは海外への影響力が大きく、それらを海外に発信することでビジネスの新しいスキームを展開していくことも考えておられました。
増淵教授は同大学で担当されているクラスでは中国人留学生の割合が高く、今後は議論に広がりを持たせるためにも東南アジア圏の学生の獲得も目指したいとも仰っていました。
これに対し、山下センター長からはJSPSの外国人研究者招へい事業の紹介があった他、当センターと同じフロアにある(独)国際交流基金(JF)や(独)日本政府観光局(JNTO)の紹介も行いました。
当センターでは今後も日本の研究者のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。