2016年9月1日、岡山大学のグローバル・ディスカバリー・プログラム設置準備室の鄭幸子(チョン ヘンジャ)准教授が当オフィスに来訪されました。
鄭准教授は今回約10日間タイに滞在され、その間日本学生支援機構(JASSO)主催の日本留学フェアへの参加の他、タイの高校8校を訪問し、岡山大学の国際プログラムの紹介、MoU締結に関する協議等を行われたそうです。
現在、岡山大学ではグローバル・ディスカバリー・プログラム(2017年10月開始予定)という新カリキュラムの準備等を進められています。このプログラムは学部生を対象としており、1学年が日本人学生30名と海外からの学生30名の計60名で構成され、学生は学科などの枠にとらわれず、自身の関心や将来的な目標にマッチした科目を選択履修することができるそうです。また、英語による授業だけでなく日本語研修も含まれており、卒業時には学生がトリリンガル(母国語、英語、日本語)になれるよう目指しているとのことでした。
また、岡山大学では、今年度より教育改革の一環として4学期制、60分2コマ単位の授業を実施しており、授業もよりインタラクティブな内容になるよう取り組まれているとのことでした。
山下センター長からはJSPS国際事業の紹介があった他、奨学金の財源確保のための取組事例やその問題、また大学の国際化のために職員の国際化が不可欠であること等についても意見交換を行いました。
当センターでは今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。