2016年6月6日から10日の5日間、在タイ日本国大使館で在タイ日本大使館及び(独)日本学生支援機構(JASSO)主催の 「JASSO, University, Nihongo-institutions Education Fair in Embassy of Japan (JUNE Fair)」が開催されました。JSPSバンコクセンターはそのうち6月6日、8日、10日の3日間、ブース出展を行いました。
JUNE Fairは、国費留学生(研究留学生・学部留学生)を対象とした日本政府(文部科学省)の奨学金の申請受付期間(今年は6月6日から10日まで)に合わせて在タイ日本国大使館で開催されます。このイベントは、日本留学に関心のある学生等に対し日本留学への促進を図ることを目的として開催され、今年で3回目です。
今回のJUNE Fairには、30の日本の大学や日本語学校などがブースを出展し、各大学等の紹介や留学の案内が行われていました。また、ブース出展している大学以外にも、資料設置スペースに多くの日本の大学等が各校のパンフレットを並べていました。JSPSバンコクセンターも毎年ブース出展していますが、年々JUNE Fairの認知度が高まり、今回も約500名の学生等の参加がありました。
同イベントの来場者の多くは高校生や大学生及びその保護者でしたが、タイの大学の研究者や博士課程の学生も来場しており、当センターは「外国人研究者招へい事業」や「論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)」を中心にJSPSの国際事業を紹介しました。
また、ある大学の先生は次のように述べられていました。
「英語が堪能な高校生も多く、学生のレベルの高さを感じた。我々の大学の情報を発信する場としてだけではなく、現地の学生の日本留学に対する生の声を聞く情報収集の場としても非常に良かった。また、このイベントに参加している日本の大学等ともネットワークを築くことができ、非常に有意義なイベントだった。」
実際、このイベントのために複数の大学教員や職員が日本から来られており、当センターも普段お会いできない方々と交流を深めることができました。