2016年5月31日、バンコク市内にあるシーナカリンウィロート大学にて2014年以来2回目となるJSPS事業説明会を実施しました。同大学は、タイのリーディング大学として教員や公務員を多く輩出しており、当センターから徒歩圏内にある国立大学です。
なお、今回の説明会実施に当たっては、明治大学ASEANセンターにご支援、ご協力をいただきました。
説明会には約20名の研究者が参加し、明治大学ASEANセンター長小沼廣幸特任教授による「自然災害等の様々な課題克服のために科学は重要である」との挨拶に続いて、同大学Prit Supasetsiri副学長(国際担当)による挨拶が行われました。
引き続き、山下センター長によりJSPSの概要説明、古屋副センター長及び大田国際協力員によりJSPS国際事業の説明を行いました。
その後、論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)を通じて東京医科歯科大学で博士号を取得され、現在JSPSタイ同窓会(JAAT)会員でもあるDr. Sorasun Rungsiyanontから日本での研究の様子、日本の文化や同事業から学んだことについて、ユーモアを交えながらお話しいただきました。
質疑応答のセッションでは、外国人特別研究員事業への申請条件等について複数の質問があり、参加者の関心の高さや積極性が伺えました。