ASIA CENTRE 加藤保之氏の来訪

2016年5月11日、ASIA CENTRE(ソーシャル・エンタープライズ)アソシエイト 加藤保之氏が当センターに来訪されました。加藤氏は翌12日にマヒドン大学で開催される国際学会での発表のため訪泰されており、その合間を縫って当センターへお越し下さいました。今回のご来訪は2013年10月以来です(その時の様子はこちら)。

加藤氏は、以前はタイで移住労働者の問題を法律の観点等から研究されていらっしゃいましたが、現在は活動の場を台湾に移されていらっしゃるとのことです。
日本でも移住労働者は増えており、将来的には現在の研究内容を日本にも応用できないかということもお考えでした。

また、つい最近まで約半年間、教師として台湾の生徒に日本語を指導されていたそうで、貴重な体験談をお伺いすることもできました。特に、赴任先の学校には家庭環境や経済的に問題をかかえる生徒も多く苦労も多かったが、離任時には別れを惜しみ涙する生徒もおり、とても良い経験になった、と述べられていたのがとても印象的でした。

古屋副センター長、加藤氏、山下センター長、大田国際協力員

古屋副センター長、加藤氏、山下センター長、大田国際協力員

当センターでは今後もアジアで活動される研究者を積極的に支援していきたいと考えています。