JSPSフィリピン同窓会(JAAP)を訪問及びBridge選考委員会に出席、在フィリピン日本国大使館を表敬訪問

JSPSフィリピン同窓会(JAAP)を訪問及びBridge選考委員会に出席

2016年3月7日、フィリピン科学技術省(DOST)を訪問し、外国人研究者再招へい事業(BRIDGE Fellowship Program)選考委員会に出席するとともに、2016年度の計画に関する打ち合わせをフィリピン同窓会と実施しました。
Bridgeプログラムは、JSPSの外国人特別研究員事業等に採用されて来日し、日本での研究活動を終了して同窓会会員になった外国人研究者に対し、再度来日して日本人研究者との研究協力関係を形成・維持・強化する機会を提供する事業です。
Bridge選考委員会には、Dr. Jaime Montoya JAAP会長、審査委員のDr. Renato G. Reyes JAAP 事務局長、DOST事務次官のDr. Amelia Guevarra及びJSPSバンコク研究連絡センター山下センター長が出席、古屋副センター長が陪席しました。
今回の募集に対しては昨年を上回る10名の応募があり、審査の結果1名を推薦することとなりました。
また、2016年度の計画に関する打ち合わせにおいては、下記のように決定しました。
・National Science and Technology Week の開催に合わせて同窓会総会及びシンポジウムを実施、National Science and Technology Week は7月第三週に開催予定のため、それが決まり次第総会及びシンポジウムの開催日も決定する。※3月中には決定予定
・場所は昨年同様Mall of Asiaにある国際会議場
・論博メダル授与式も同時に開催する
・総会ではJAAP理事会の選挙も行う
・一名ないし二名の日本からの講師を招へい予定、同窓会で候補者を決定、交渉も済ませた上で開催の2ヶ月前までにバンコクセンターに連絡してもらう
・タイ同窓会からの国際学術セミナー招待を受け、JAAPからもタイ、バングラデシュ、ネパール同窓会会長を招待予定

古屋副センター長、山下センター長、Dr. Amelia Guevarra、Dr. Renato G. Reyes JAAP事務局長、Dr. Jaime Montoya JAAP会長

古屋副センター長、山下センター長、Dr. Amelia Guevarra、Dr. Renato G. Reyes JAAP事務局長、Dr. Jaime Montoya JAAP会長

在フィリピン日本国大使館を表敬訪問

同窓会打ち合わせの後、Montoya会長、Reyes事務局長とともに在フィリピン日本国大使館を表敬訪問し、窪田専門調査員に同窓会の活動状況や日本の大学のフィリピンにおける活動等についてご報告し、引き続き同窓会の活動にご協力頂けるようお願いしました。
また、7月のJAAPの同窓会総会及びシンポジウムについても出席の依頼を行い、調整頂くこととなりました。
JAAPから、フィリピンの研究者にもっとJSPSの国際事業を知ってもらえるよう、同窓会で体験談や事業の説明等を積極的に行っていきたいとの発言に対し、大使館で主催している各大学での国費留学等に関する説明会とJAAPのJSPS事業に対する説明会を合同で実施してはどうか、といった案も出る等、今後の大使館との連携の強化が期待出来る訪問となりました。