マハーサーラカーム大学でJSPS説明会を開催

2015年11月16日にマハーサーラカーム大学でJSPS事業説明会を開催しました。マハーサーラカーム大学での事業説明会は昨年に続き2度目の開催となります。

マハーサーラカーム大学はタイ東北地方を代表する総合大学の一つで、地域に根差した大学を目指しており、特に教育面で高い評価を得ています。
今回の事業説明会には50名近くの学生及び研究者が参加しました。

参加者との記念撮影

参加者との記念撮影

JSPS事業説明会では、古屋副センター長よりJSPSの組織紹介を行った後、辻国際協力員よりJSPSの国際事業説明を行いました。

事業説明会会場の様子

事業説明会会場の様子

また、東京農業大学で論博事業にて博士号を取得されたマハーサーラカーム大学Walai Rukhavej Botanical Research Institute所長のRojchai Satrawaha准教授にご自身の経験をお話しいただくとともに、若手研究者にJSPS事業への申請を推奨していただきました。さらにRojchai准教授と同じ研究所に所属され、外国人研究者招聘事業(長期)にて高知大学で研究されたWeerachai Saijuntha講師にも、日本の研究室の様子や日本人研究者との交流の様子をお話しいただきました。
JSPS Fellowship経験者お二人共に、時に冗談も交えながら分かりやすく講演頂いたため、今回も参加者に対し具体的なアドバイスを提供することができました。

Rojchai Satrawaha准教授とWeerachai Saijuntha講師

Rojchai Satrawaha准教授とWeerachai Saijuntha講師

マハーサーラカーム大学の事業説明会は、昨年の開催時に日本で研究を行うファンドの情報が地方の大学等の研究者には十分に行き届いておらず、継続的な地方での開催の必要性を実感した所でもあります。今後も引き続き積極的に地方での事業説明会を実施していきたいと思います。