モンクット王工科大学ラカバンでJSPS事業説明会を開催

7月22日、モンクット王工科大学ラカバン(以下KMITL)でJSPS事業説明会を開催しました。同大学は日本政府の支援の下、1960年にノンタブリ電気通信訓練センターとして設立され、その後1986年に大学として認可されました。

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KMITLには、東海大学、国立高等専門学校機構(高専機構)、福岡工業大学のブランチオフィスが設置されています。昨年に引き続き、これら3機関のブランチオフィスを訪問するとともに、各機関の代表者にJSPS事業説明会に参加いただき、機関紹介のプレゼンテーションを行っていただきました。

東海大学オフィス

東海大学オフィス

高専機構オフィス

高専機構オフィス

福岡工業大学オフィス

福岡工業大学オフィス

事業説明会には、30名近くの研究者が参加しました。Chaiyan Jettanasen国際担当副学長の開会の挨拶の後、山下センター長よりJSPSの概要を行いました。引き続き、山田副センター長・辻国際協力員より、JSPSの国際交流事業を紹介しました。

Chaiyan国際担当副学長

Chaiyan国際担当副学長

山下センター長

山下センター長

その後、JSPS外国人特別研究員に採択され、北海道大学で研究を行ったKMITL工学部Dr. Duangkamol Na Ranongより、応募の手順や日本滞在中の生活・体験についてお話しいただきました。

Dr. Duangkamol

Dr. Duangkamol

続いて、KMITLにブランチオフィスを設置している3機関に各機関の紹介をしていただきました。はじめに、高専機構の実施する1年間の交流プログラムの下、現在KMITLで研究活動を行っている鶴岡高専の加藤健太郎准教授より、高専機構の成り立ちやシステム、高専機構とKMITLとの交流について紹介がありました。続いて、福岡工業大学の卒業生であるKMITL産業教育学部のWarawit Somha助教より、同大学の概要や実施プログラムについて紹介がありました。最後に、東海大学のDiyarat Kuhacharoen現地職員より、同大学の概要と実施プログラムについて紹介がありました。

加藤准教授

加藤准教授

Dr. Worawit

Dr. Worawit

Ms. Diyarat

Ms. Diyarat

質疑応答では、「ポスドク事業と招へい事業の両方に応募することは可能か」「大学院在学中の学生が応募できる事業はあるか」「Core-to-Core事業のA型とB型で採択率に違いはあるか」等、数多くの質問が寄せられ、KMITLの教員・学生のJSPS事業に対する関心の高さがうかがわれました。

質疑応答の様子

質疑応答の様子