2015年6月26日、大分大学医学部内田智久助教が当センターを来訪されました。
センターへの来訪は、2015年1月28日以来となりますが、3月の在タイ大学連絡会(JUNThai)にも参加されており、タイでの活動を精力的に行われています。
現在大分大学ではタイ事務所の今年度中の開設を目指して準備中とのことで、オフィスが開設されるとまた在タイの日本の大学事務所が増加することとなります。
今回の来訪ではオフィス開設の調査の他、さくらサイエンスプランででチュラポーン・サイエンス・スクール及びマヒドン・ウィッタヤヌソン・スクール(タイ有数のサイエンス・スクール)から大分にも招へいを今年度も予定しており、タイ教育省を訪問し、受け入れ体制にかかる打ち合わせをおこなったとのことでした。
大分大学医学部では日本の医師免許の取得を目指す留学生の受け入れを実施する計画があり、内田先生が中心となって準備を進めていることは以前紹介しましたが、2017年度入学予定の受け入れを目指して検討中のことでした。今年度、大分大学医学部はチュラロンコン大学医学部修士了の学生を大学推薦の文部科学省奨学金国費留学生として受け入れており、タイからの留学生受け入れを着実に進めています。日本の医学部で外国人留学生を受け入れて日本の医師免許の取得を目指している例は国内では極めて少なく、非常に野心的、意欲的な計画であり、今後の進展を注目していきたいと考えています。
内田助教は、8月の留学フェアでもまたバンコクに来訪されるとのことで、大分大学のタイでの活動推進を、当センターも支援していく所存です。