2015年4月28日、国立鶴岡工業高等専門学校加藤健太郎准教授と国立都城高専吉井千周准教授が当センターを来訪されました。加藤准教授と吉井准教授は、国立高専機構の行う国際交流事業の一環として、今年4月からそれぞれキングモンクット工科大学ラカバンと泰日工業大学で客員研究員として研究活動を行っておられます。
今回の訪問では、山田副センター長より、外国人研究者に対するフェローシップ、論博事業、二国間交流事業や研究拠点形成事業等、JSPSの実施する主な国際交流事業について情報提供を行いました。また、バンコクセンターがタイ国内の大学で開催しているJSPS事業説明会について、今年度も精力的に各大学で説明会を実施し、JSPS事業の周知を図りたい旨の説明がありました。
加藤准教授と吉井准教授からは、高専のカリキュラムの仕組みや特徴、海外の大学・研究機関等との交流状況について情報提供がありました。昨今はタイ教育省も職業教育に力をいれており、新聞等のマスメディアでも往々にして関連記事が取り上げられています。
当センターでは、今後も在泰の日本人研究者に対して積極的に情報提供を行い、日本とタイの国際共同研究を推進していきたいと考えています。