2015年2月20日、JSPSネパール同窓会(NJAA)との共催でJSPS事業説明会をトリブバン大学工学研究院で開催しました。ネパールでのJSPS事業説明会はこれが初めての開催となります。
トリブバン大学は、ネパールで最大の高等教育機関として、1959年に設立されました。現在、40万人の学生が在籍しており、その内36.6%の14万1千人が付属校に、その他の学生は各地の提携校に在籍しています。
今回の事業説明会では、まずNJAAのDr. Rijan Bhakta Kayastha会長より、NJAAの設立に至る経緯と今後の活動予定について、講演頂きました。
また、引き続き、Nepal Academy of Science and TechnologyのVice Chancellorである Prof. Dr. Jibraj Pokharelより、ネパール発展のための科学技術について、科学技術戦略の目標や政策勧告について、ご講演いただきました。
山下センター長、山田副センター長によるJSPSの事業説明の後、今回の事業説明会を主催いただいたトリブバン大学工学研究院長のProf. Dr. Tri Ratna Bajracharyaより、工学研究院のミッションや目的などについてご説明いただき、閉会の挨拶となりました。
今回の事業説明会には50名ほどの参加があり、日本での研究、共同研究について多くの質問が出されました。当センターは今後とも、NJAAと共同で事業説明会を実施していく所存です。