2014年11月24日、日本のODA60周年、JICAバンコク事務所開設40周年を記念した「タイと日本の協力ーその実績と将来展望ー」式典・セミナーが開催され、山下センター長、山田副センター長が出席しました。
ASEAN前事務総長のDr. Surin Pitsuwanの基調講演のほか、タイにおける日本のODAによる4つのベストプラクティスの紹介、2015年以降の日・タイの協力の展望に関するパネル討議など興味深く拝聴しました。
Dr. Surinの基調講演は、聴衆を引きつけて離さない巧みな話術でした。世界で唯一タイには人間の安全保障省があること、中進国になったタイは、ここから先進国の仲間入りするためには更なる投資が必要とのことで、日本と一緒になって「三カ国協力」を推し進めるべきなど、示唆に富む講演となりました。