JSPS研究拠点形成事業採択プロジェクト「バイオ新領域を拓く熱帯性環境微生物の国際研究拠点形成」The 1st Joint Seminar開会式に出席

2014年8月10-11日、NRCT主催の「Research Expo 2014」に合わせて、山口大学が受託したJSPS研究拠点形成事業採択プロジェクト「バイオ新領域を拓く熱帯性環境微生物の国際研究拠点形成」(日本側拠点機関:山口大学、タイ側拠点機関:カセサート大学)のThe 1st Joint Seminarが開催され、山下センター長及び、JSPS東京本部より辻修子国際協力員がOpening Ceremonyに出席ました。同プロジェクトの日本側コーディネーターは、山口大学医学系研究科、山田守教授が務めていらっしゃいます。

本プロジェクトは、山口大学のほかタイ(カセサート大学)、ベトナム(カント―大学)、ラオス(ラオス国立大学)、ドイツ(ベルリンポイト工科大学)、インドネシア(プラビジャヤ大学)、イギリス(マンチェスター大学)のコンソーシアムで実施されるもので、今回のセミナーには、これらの大学から180名程の研究者及び大学院生が参加しました。

会場の様子

会場の様子

Vudtechai Kapilalanchanaカセサート大学長の歓迎挨拶、三浦 房紀山口大学副学長の主催者挨拶の後、支援機関を代表して、山下センター長並びにKristhawat Nopnakeepongse・NRCT事務次長が祝辞を述べました。

挨拶する山下センター長

挨拶する山下センター長

セミナーは2日間に渡って開催され、この事業の目的である熱帯微生物の有効活用を通して食糧確保、健康、エコシステムの保全さらにはバイオビジネスの展開などのテーマで研究発表が行われました。

ポスター展示の様子

ポスター展示の様子

本プロジェクトにおいて、2014から2018年の5年間の実施期間中、毎年、合同セミナー、若手研究者セミナー、ワークショップなどを、主に日本とタイで、また、サテライトセミナーを加盟大学の持ち回りで開催する予定です。

当センターは、今後も本事業の進展に注目していく所存です。