2013年5月28日(火)、JSPSバンコクセンタースタッフ全員で、中央大学第一回グローバル中央シンポジウム「国際環境問題-タイを中心にして」に参加しました。本シンポジウムは、当センターが後援を行っているものです。
中央大学は、平成24年度グローバル人材育成推進事業に採択されており、「地球規模での諸問題に的確に対応できる多様なグローバル人材を育成すること」を目的としています。具体的には、1)教育課程の国際通用性の向上、2)グローバル人材として求められる能力の育成、3)語学力を向上させるための一体的な取り組み、4)教員のグローバル教育力の向上、5)日本人学生の留学を促進させるための環境整備が柱となっています。
今回のシンポジウムでは、タイを中心とした環境問題をテーマとして、前半部分は「環境と経済」、後半部分は「環境と法」をテーマとして講演が行われました。中央大学の教員による講演を中心としながら、現地の日本企業による事例報告、またチュラロンコン大学、タマサート大学から講師を招へいして講演が行われました。会場にはタイの関係者のみならず日系企業・政府関係機関も多く参加し、盛況に包まれました。
中央大学は、事務所はまだ設置していないものの、グローバル人材育成事業の拠点の一つとしてバンコクを拠点として今後タイでの活動を強化していくということであり、当センターとしてはタイに事務所を持つ大学に準ずる形として、今後の連携を推進する予定です。