2013年4月1日~2日、シーナカリンウィロート大学で開催されたThe 7th Srinakharinwirot Academic Conference on “East-West Higher Education Experiences”に参加しました。
本会議はシーナカリンウィロート大学が主催し、テーマを”East-West Higher Education Experiences”として日本から明治大学、その他Juniata College(米国)、釜山外国語大学(韓国)、広西民族大学(中国)など、世界各地の高等教育機関から学長や学部長などが招へいされ、講演が行われました。
本シンポジウムは、様々な分野の研究者や専門家に対して、国際的な環境における優れた実践方法や問題解決方法を通じて知識のギャップを埋めること、研究活動の推進、能力強化に関しての意見交換の場を提供し、シーナカリンウィロート大学の関係者のみならず、JSPSをはじめ日本学生支援機構(JASSO)、国際交流基金(JF)といった日本政府機関から関係者の参加もありました。
二日目の基調講演は、明治大学政治経済学部長の大六野耕作教授が、ASEANとの連携、また進出を模索する日本、中国、韓国、アメリカ、EU、オーストラリアなどの国々の思惑とASEANはどう対応すべきか、そしてCLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ヴェトナム)とどう向き合うか、さらには、まもなく終わる国連ミレニアム開発目標(MDG)への対応はといった内容で質疑応答を含めて約2時間英語での講演を実施し、会場内は熱気に包まれました。
2013年5月1日、明治大学はシーナカリンウィロート大学のキャンパス内に明治大学ASEANセンターを開設しました。シーナカリン大学のキャンパスは当センターオフィスからほど近いところにあることもあり、今後も連携を推進していく予定です。