2012年12月18日(水)、在タイ日本大使館主催ナレスワン大学留学説明会に参加し、その一環としてJSPS事業説明会を実施しました。
午前中は、齊藤貢在タイ日本大使館公使を代表とし、ナレスワン大学(NU: Naresuan University)を表敬訪問し、Professor Dr. Sujin Jinahyon学長、引き続きProfessor Krasae Chanawongseナレスワン大学理事長との会談を実施しました。その後、医学研究科に移動し、Samur Thanoi研究科長による医学研究科の紹介セミナーが行われました。医学研究科には7名の日本留学経験者がおり、その内の数名が、JSPS事業を得て日本での研究活動実績がありました。
医学研究科の訪問の後、医学研究科の会議室を利用してJSPSの事業説明会を実施しました。会場は30名の研究者、大学院生が集まり、山下センター長が事業紹介のプレゼンテーションを行い、引き続き質疑応答を実施しました。時間終了まで熱心に質問が寄せられ、予定の時間をオーバーした後も、個別で質問が寄せられ、現地での関心の高さがうかがれました。
今回、個別で寄せられた質問としては、下記のものがありました。
・各事業の締め切りについて
・短期間での日本訪問に関するグラントについて
・元留学生に対する特別なグラント
・学生に対するグラントの有無について
JSPSの事業ではカバーしていない、日本学生支援機構(JASSO)の事業に関する質問も多く寄せられ、JSPSとJASSOの今後の連携を推進し、学生関係と研究者関係の役割分担をする必要性が感じられました。
午後からは、在タイ日本大使館主催第10回ナレスワン大学日本留学説明会に出席しました。
今回は、JSPSのほか、日本学生支援機構(JASSO)、大阪大学、東海大学とともに参加した。在タイ日本大使館が主催する地方留学説明会にJSPSとしては初めて公式に参加したものであり、オールジャパン体制として在タイ日本大使館だけでなく、JASSOや各大学との連携を推進していく上で、非常に意義がある結果となりました。