2012年11月16日(金)、田瀬和夫在パキスタン国連広報センター長を実行委員長とする国連フォーラム主催カンボジア・スタディ・プログラム2012の一団が当オフィスを訪問しました。
国連フォーラムではこの9月から12月にかけて、25名程度の若手日本人の参加により、カンボジアを例として、紛争後の社会がどのように復興できるのか、そのなかで国際社会がどのような役割を果たせるのかを学ぶ「カンボジア・スタディ・プログラム」を実施しています。
今回は、現地でのプログラム実施前の企画として、バンコクにある国際機関や政府関係機関を訪問し、国際機関での活動の経験が豊富な山下センター長を講演者とするセミナー実施しました。
山下センター長からは、大学時代から国際NGO、UNESCO、また九州大学やJSPSでの経験談、また現在の研究テーマであるサルボダヤ運動(「資源の自発的な分かち合い」を意味するサンスクリット語で、自立を促す持続可能な開発を通じた新たな社会構造の構築を目指す社会運動)についても、講演を行いました。
参加者は山下センター長の講演を熱心に聴講するとともに、その後の質疑応答では、多くの質問が参加者から寄せられました。
その後夕食会も実施され、深夜まで引き続き意見交換が行われました。研究者だけでなく学生も多く参加しているこういったイベントで、センターの活動報告が報告されたことで、大変意義があるセミナーとなりました。