2012年10月5日(金)、平松幸三JSPSロンドン研究連絡センター長が来訪されました。
今回は日本への一時帰国及びタイでの現地調査に合わせてバンコク研究連絡センターに立ち寄られました。
ロンドン研究連絡センターでは、独自で企画するイベントして日本から京都大学博物館の大野館長、東京大学総合研究博物館の西野館長を招へいし2012年10月25日に「Public Lecture on University Museums in Japan」を実施する予定。日本でも大学博物館は注目されつつありますが、それでも専属キュレーターはおらず、教員が担当している状況です。一方で、例えば英国のマンチェスター大学博物館では60名のスタッフが在籍し、内専属キュレーターは9名という状況とのことで、日本と英国での差は大きなものがあります。また、ヨーロッパ諸国でも、大学博物館の位置づけはそれぞれに異なっている状況とのことでした。ロンドン研究連絡センターは、次のテーマを、「異文化コミュニケーション」とし、今後も様々な企画を実施する予定とのことです。