東京大学東洋文化研究所 羽田所長来訪

2011年7月22日(金)、東京大学東洋文化研究所 羽田正所長が当オフィスを来訪されました。

羽田所長はチュラロンコン大学(Chulalongkorn University)での研究集会に出席中で、同大学内に東京大学生産技術研究所がオフィスを開設していることから、本務として同研究所に所属するセンター長と意見交換を目的にしておられました。しかしながら、センター長が一時帰国中のため、副センター長の対応となりました。

東洋文化研究所は東アジアを研究対象の中心とする研究機関として設立された歴史がありますが、以降、研究領域をアジア全体に拡充させており、現在もタイを含めて東南アジア地域を専門とする研究者が在籍します。このことから、バンコクにおける日本の大学の研究拠点設置状況等を調査しており、今回の訪問はその情報収集と一環です。

バンコク市内には日本からの常駐者がないものを含めると10以上の大学・研究機関がオフィスを開設していることをお伝えすると、各機関ばらばらで進出することと比較して、ご自身のご経験からフランスやイギリスのように国単位で進出することの効率性を話されました。

また、現地に拠点を設置することの大きな意義のひとつは資料の収集・提供であることにも言及しておられます。

当センターとしては、東洋文化研究所を含めて我が国の各研究機関・研究者等の来タイの際にはできる限りの協力を行う旨をお話しました。今後の連携を期待しております。

DSC00789