2011年6月26日(日)から28日(火)まで、センター長および副センター長がマレーシア・クアラルンプールへ出張しました。目的は、6月27-29日の日程で開催される「The 8th Sustainable Energy & Environment (SEE) Forum Meeting」に参加し、JSPS事業紹介を行うことです。
See Forumは2006年に設立された、地球的な課題としての持続可能なエネルギーと環境についての議論を行うアジア・太平洋地域の学術的なネットワークで、今回の会議にもブルネイ、インドネシア、インド、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの9カ国から大学関係者が参加し、各国での環境に対する学術的なアプローチなどが紹介されました。
また、具体的にJST-JICAの枠組みで実施するSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)への申請状況報告がなされるなど、国際共同研究に対する需要の大きさ、意識の高さを感じることができました。
当オフィスは紹介ブースを設置してブローシャーの配布を行ったほか、センター長による事業紹介セッションの時間をいただき、東南アジア各国の声としての事業申請を呼びかけました。その後、博士号取得者からは外国人特別研究員事業への申請について特に助言を求められたり、博士未取得の学生からは論文博士号取得者への支援事業について詳細を確認されるなど、関心の高さを肌で感じる機会となりました。
参加者本人だけでなく所属する大学でも設置・紹介いただけるよう少し多めに準備していった300部のブローシャーはすべて配布されるなど、多国間の枠組みで実施される学会等での広報活動の効果の高さを再確認する機会ともなりました。