2011年6月17日(金)、福岡工業大学より下村学長をはじめとする5名が当オフィスを来訪されました。訪問者は以下の通りです。
下村輝夫(しもむら・てるお) 学長
大谷忠彦(おおたに・ただひこ) 専務理事
倪 宝栄(ニイ・ホウエイ)教授・国際交流委員長
米田達郎(よねだ・たつろう) カリフォルニア事務所所長
大谷哲也(おおたに・てつや) 学生部学生課職員 主任
福岡工業大学は1963年設置された私立大学で、工学部、情報工学部、社会環境学部、短期大学部で構成される学生数約4,500人の大学です。2008年3月にキングモンクット工科大学ラックラバン校と学生・教員の交流等に関する学術協力協定を締結し、盛んに交流されています。
また、アメリカ・カリフォルニア州のアラメダ市にもカリフォルニア事務所を設置されており、今回は、サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク(JUNBA:Japanese University Network in the Bay Area)と関係の深いJSPSサンフランシスコ研究連絡センター竹田センターよりご紹介を受けての訪問となりました。
シンガポールと比較した上でのバンコクの特徴や、都心の大型総合大学ではない地方の単科大学としての活動方針などについて突っ込んだ意見交換が行われました。意思決定の速さや行動力が重要になってくるという理解は共通しており、日本国内の同様の大学との緩やかな連携により、学生交流から研究交流へとステップアップしていくための方策が議論ました。
JSPSや文部科学省から随時公募がかけられる様々な事業は国の方針を反映しているのであり、それに素早く対応できるアイデアと行動力を蓄えておくことの重要性が確認されました。
なお、福岡工業大学では事務職員の多くをアメリカの協定校へ研修に出すなど、教員育成のみならず職員育成にも注力し、大学全体で活発に活動する熱気のようなものさえ伝わりました。