2014年6月27日、京都大学藤井滋穂地球環境学堂長、梶井克純教授、水野啓准教授、鬼塚健一郎助教、廣瀬泰子教務掛長、輝川尚子国際学生交流課特定職員が当センターを来訪されました。
藤井学堂長を代表とした研究グループはJSPS研究拠点形成事業(Core-to-Core Program)B.アジア・アフリカ学術基盤形成型で、「インドシナ地域における地球環境学連携拠点の形成」を研究交流課題として平成25年度より採択されています。本事業は、ベトナムのハノイ理工科大学、フエ大学、ダナン工科大学をハブ拠点、タイ・コンケン大学、ラオス・チャンパサック大学、カンボジア・王立農業大学を準ハブ拠点として、インドシナ地域の環境問題解決のため、学際的・国際的協働体制を確立することを目指しています。
今回の訪問は6月28日に開催される京都大学ASEAN拠点の開所式に伴い当センターを訪問されたもので、日本学生支援機構(JASSO)山本所長も交え意見交換を実施しました。当センターからはJSPSの事業、またJSPS同窓会についても説明するとともに、当センターでJSPS事業説明会を研究者向けに実施するにあたって、受け入れ研究者を見つける方法等、研究者目線からのアドバイスを頂きました。
また、この日は京都大学ASEAN拠点開所式に先立つプレシンポジウムが開催されましたが、その中で、JSPS研究拠点形成事業「インドシナ地域における地球環境学連携拠点の形成」の第八回ワークショップ開催され、センター長が出席しました。ワークショップには、ベトナムから4大学(ハノイ理工科大学、フエ大学、フエ農林科大学、ダナン工科大学)、カンボジア(王立農業大学)、ラオス(チャンパサック大学)からそれぞれ1大学、タイから3大学(マヒドン大学、キングモンクット・トンブリ工科大学、キングモンクット・ラカバン工科大学)が参加し、それぞれの環境問題への取り組みの事例発表を行いました。
今後とも当センターは東南アジアを対象としたJSPSのプロジェクト拠点との連携を強化していく所存です。