2018年7月10日(火)、マヒドン大学サラヤキャンパスでJSPS事業説明会を開催しました。マヒドン大学は国立の総合大学ですが、前身はタイ初の医学学校だったこともあり、現在でも医学分野において大きな強みを持った大学です。当センターは毎年マヒドン大学で事業説明会を実施しておりますが、サラヤキャンパスでの開催は2015年7月以来となります。
Prof. Ruengpung Sutthent(Acting Vice President for Research) から開会のご挨拶をいただいた後、山下センター長、冨山副センター長、新原国際協力員、簑輪国際協力員からJSPSの概要や各種国際事業の説明を行いました。
その後、マヒドン大学で勤務中の2名のJSPS事業経験者からご講演をいただきました。
Dr. Kittiphong Paiboonsukwon(Lecturer, Thalassemia Research Center, Institute of Molecular Biosciences)は埼玉医科大学で外国人特別研究員として研究をされた経験をお持ちで、当時の写真を交えながらユーモラスにお話いただきました。
Dr. Noppol Arunrat(Faculty of Environment and Resource Studies)は論博事業により北海道大学で博士号を取得され、今年2月に開催した論博メダル授与式でもご自身の博士論文の研究内容についてご講演いただいています。今回は論博事業の概要・目的や申請要件を改めてタイ語でご説明いただいたり、日本での経験を共有いただいたりと論博事業への申請を考える方にとって大変参考になる内容でした。