平成30年度論文博士号取得希望者に対する支援事業募集要項を掲載しました

○論文博士号取得希望者に対する支援事業
 論博事業は、アジア・アフリカ諸国の優れた研究者が、日本の大学において大学院の課程に
 よらず論文提出によって博士の学位を取得できるように支援するプログラムです。
 学位取得のために必要な経済的支援を継続的に行うことにより、アジア・アフリカ諸国全体の
 学術研究水準が向上し、また、アジア・アフリカ諸国と我が国との学術交流関係がさらに発展
 することを目的としています。

1.対象国
 アジア(含 中東):アフガニスタン、イエメン、イラク、イラン、インド、インドネシア、
 オマーン、カンボジア、サウジアラビア、シリア、スリランカ、タイ、中国、トルコ、
 ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ベトナム、
 マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ヨルダン、ラオス、レバノン

 アフリカ:アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、エリトリア、
 ガーナ、カーボヴェルデ、ガボン、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、
 コートジボワール、コモロ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、
 ザンビア、シェラレオネ、ジブチ、ジンバブエ、スーダン、スワジランド、セーシェル、
 赤道ギニア、セネガル、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、
 ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、ボツワナ、
 マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ、南スーダン、モザンビーク、モーリシャス、
 モーリタニア、モロッコ、リビア、リベリア、ルワンダ、レソト

 ヨーロッパ:アゼルバイジャン、アルメニア、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、
 グルジア、タジキスタン、トルクメニスタン
 なお、パレスチナについても対象国に準じて取り扱う。

(注)本募集より、学位授与制度が十分発展しているとみなされる国を対象外とすることにし、
 我が国の政府開発援助(ODA)の被支援国に対象国・地域を限定します。よって、アラブ
 首長国連邦、イスラエル、カタール、韓国、クウェート、シンガポール、バーレーン、ブルネイ
 及び対象国に準する取扱いであった台湾について対象外とします。

2.論博研究者の要件
 ・上記対象国の研究機関等において、常勤の研究者としての地位を有していること
 ・年齢が45歳以下の者であること

☆申請資格、応募の要件の詳細については、募集要項を参照してください☆
 https://www.jsps.go.jp/j-ronpaku/data/h29/H30_Bosyu_youkou.pdf

3.年間募集人数
 20名程度

4.支援期間
 原則3年間(2012年度~)

5.支援内容
 ・本会が日本側研究指導者の所属機関と業務委託契約を締結し、経費を支給します。
 ・支給金額は、1件あたり、1会計年度につき120万円以内、総額360万円とします。
 ・経費の使途は、旅費(招へい・派遣含む)、物品費、謝金、その他とする。
 ・支給経費の範囲内であれば、論博研究者の来日回数・日数及び日本側研究指導者の論博研究者
  の所属機関への訪問回数・日数に上限はありません。ただし、1会計年度につき、来日日数
  及び訪問日数の延べ日数は30日以上とします。
 ・その他、詳細は募集要項を参照してください。

注意:本事業は博士の学位の取得を希望する研究者に対して、研究の機会を与える事業であって、学位取得を保証するものではありません。

【本件問い合わせ先】
独立行政法人日本学術振興会
国際事業部人物交流課 交流係
Email: ronpaku@jsps.go.jp
TEL :+81-(0)3-3263-2368