カントリーレポート2014「ミャンマー国の高等教育基礎事情」を発行

日本学術振興会(JSPS)バンコク研究連絡センターは、2014年度海外研究連絡センターの情報収集機能活用の一環として、カントリーレポートを作成しました。

バンコク研究連絡センターは、ミャンマーを対象地域として、当該国の高等教育及び学術の実情や最近の動向について調査を実施し、秋田大学教育文化学部高樋さち子准教授をコーディネーター、現地通訳・コーディネーターとしてMoe Moe Thanさんとともに調査を実施しました。

2014年7月には、調査の一環としてヤンゴン市内の関係機関を訪問し、2015年1月には、第二回調査及びJSPS事業説明会をヤンゴン大学で開催しました。

7月の調査の後、2014年9月30日に「教育基本法」が制定されましたが、元々の草案「国家教育法」から高等教育に関する独立した章については削除されました。また、その後「教育基本法」の内容に反対する学生の運動が継続しており、本法律についても内容の再検討、修正が指摘されています。

このような目まぐるしく変わる状況下で、一年でレポートを完結することは難しく、2015年度も継続してミャンマーの高等教育調査を実施する予定としています。

2014年度のカントリーレポート「ミャンマー国の高等教育基礎事情」については、下記よりご覧下さい。

2014年度のカントリーレポート「ミャンマー国の高等教育基礎事情」