2018年7月23日(月)、熊本大学エイズ学研究センターの岡田誠治教授と共同研究者のメーファールアン大学医学部のDr. Kamonnaree Chotinantakulが当センターを訪問されました。
熊本大学大学院医学教育学部はマヒドン大学医学部、コンケン大学医学部とダブルディグリー・プログラムを昨年から実施しており、タイとの交流を近年深めておられます。今回、岡田教授は日本学生支援機構(JASSO)の平性30年度帰国外国人留学生研究指導事業によりタイに出張され、ブラパー大学薬学部の熊本大学卒業生(Dr. Pattaravadee Srikoon, Head of Division of Biopharmacy Faculty of Pharmaceutical Sciences, Burapha University)を訪問されました。
岡田教授は以前当会の二国間交流事業(韓国(NRF)との共同研究)の日本側代表者を務められるなど、JSPS各種事業を積極的に活用しておられ、今年もタイを相手国としたセミナー等の申請を検討しておられるとのことでした。
また、熊本大学のタイの拠点としてはキングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)の中に国立六大学(千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本)のバンコク共同事務所があります(昨年の開所式の記事はコチラ)が、前述のダブルディグリー・プログラムの広報強化のため、マヒドン大学シリラー卜病院内の岡田教授の部屋を拠点とすることも考えておられるということでした。
当センターからは、熊本大学として新たに拠点を構えられる場合には当センターのウェブサイトにポスターデータを掲載する等、ご活用いただきたい旨お伝えしました。