2017年11月15日、名古屋大学職員海外研究の一環として、名古屋大学・三重大学・岐阜大学・愛知県公立大学法人・愛知教育大学の職員計7名が、名古屋大学バンコク事務所のVeeraya Chenchittikul特任助教とともに当センターを来訪されました。来訪された職員は以下のとおりです。
・服部 里実 名古屋大学 教育推進部 学生支援課 奨学支援係 主任
・藏本 沙和 名古屋大学 医学部医学系研究科 医事課 収納係 事務職員
・加藤 美緒 名古屋大学 教育推進部学生支援課 修学支援係 事務職員
・山本 麻莉 三重大学 企画総務部 人事労務チーム 主任
・福田 曜平 岐阜大学 教育学部附属学校係 事務職員
・吉田 百合香 愛知県公立大学法人 事務局総務部門 総務部情報課 主事
・市川 勝規 愛知教育大学 企画課情報企画室情報企画係 係長
今回の来訪は、同大学職員等の海外研修の一環として、海外の教育機関と意見交換・情報交換を行い、現地の日本関係機関の業務に対する理解を深めることを目的として行われており、2015年11月に引き続き当センターにお越しくださいました。(その時の様子はこちら)
山下センター長から、JSPSの概要及びバンコク研究連絡センターの活動内容について紹介を行いました。また昨年10月に名古屋大学とカンボジア王立プノンペン大学の共催で開催された「第1回日本・カンボジア学長会議」について触れ、大学で教える教員のうち、博士号取得者はわずか5%であり、JSPSの国際事業である「論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)」はカンボジアの研究者の支援として非常に有意義であること等、説明をしました。
なお、今回の研修の参加者が大学職員であることから、JSPSで大学職員を対象に実施している、国際交流に関する幅広い見識と高度な実務能力を有する専門的な職員の養成を目的とした「国際学術交流研修」についても紹介したところ、大変興味を持って下さいました。参加者からは、海外研修で苦労したこと等、次々と質問が上がり、同席した国際協力員2名からそれぞれの研修の感想を述べさせて頂き、有意義な意見交換を実施することができました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。