国立高等専門学校機構タイリエゾンオフィス所長 松本勉教授の来訪

2017年5月26日、国立高等専門学校機構タイリエゾンオフィス所長の松本勉教授が、同機構の大村浩志事務局次長及び事務局国際企画室の嘉部井忠夫シニアプログラムオフィサーとともに当センターを来訪されました。
国立高等専門学校機構では、近年の世界経済のグローバル化に伴い、実践的技術者養成機関として、時代のニーズに対応するため、「ISATE(国際工学教育研究集会)」、「ISTS(持続可能な社会構築への貢献のための科学技術に関する国際シンポジウム)」の国際シンポジウムの実施、海外インターンシップ等、世界に通用するグローバルエンジニアの育成を重点課題に掲げ、多角的な取組を行っておられます。このような取組の中で、タイにおいても、産業界と連携した教育を推進し、高専型教育モデルの導入支援を進めていくために、2016年12月にタイ・バンコクのタイ教育省職業教育委員会事務局 (OVEC)内にリエゾンオフィスを開所されました。松本所長は2017年4月から駐在されており、本日は、そのご挨拶と情報交換のため、当センターにお越しくださいました。
情報交換では、松本所長をはじめ、当センターで担当しているJSPSバングラデシュ同窓会立ち上げの際に在バングラデシュ日本国大使館一等書記官としてご協力いただきました大村事務局次長、そして、民間企業で長年海外駐在員としてご活躍された経験をお持ちの嘉部井シニアプログラムオフィサーとともに、様々な角度から、高専機構の海外への学生研修やインターンシップ等について、意見交換をすることができました。
また、当センターからもJSPS国際事業の概要や、タイに拠点を置く日本の大学の現状や大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)等についてご説明させていただきました。
 

土肥国際協力員、古屋副センター長、大村事務局次長、山下センター長、松本所長、嘉部井シニアプログラムオフィサー、斉藤国際協力員

土肥国際協力員、古屋副センター長、大村事務局次長、山下センター長、松本所長、嘉部井シニアプログラムオフィサー、斉藤国際協力員

当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。