在インドネシア日本国大使館を表敬訪問

2017年3月8日、在インドネシア日本国大使館を表敬訪問しました。訪問には、2016年12月に新しく設立されたJSPSインドネシア同窓会(JAAI)のProf. Dr. Subyakto会長、Dr. Wahyu Dwianto及びMs. Mila Kencanaも同行され、同大使館広報文化センター長の中村亮公使と山口敬一一等書記官(教育担当)と面談しました。
面談では、まず山下センター長がJSPS及び当センターの概要を紹介し、Prof. Dr. Subyakto会長がJAAI設立の経緯を説明しました。
また、山下センター長から各同窓会の活動や同窓会員だけを対象とした外国人研究者再招へい事業(BRIDGE Fellowship Program)について説明を行うと共に山口書記官に対し同事業への協力をお願いし、ご承諾頂きました。
一方、中村公使からは、JAAIが作成した同窓会のメンバーリストについて、メンテナンスは大変だと思うが、JAAI及びJSPSにとっても今後非常に有益なものになるだろうとのコメントを頂きました。
また、JAAI会員には自然科学系の研究者が多い中、中村公使は、昨年12月に神戸大学がインドネシアで開催した言語等をテーマとするシンポジウムの例を取り上げながら、同国での社会科学系分野の重要性にも言及されました。
さらに2018年は日本・インドネシア国交樹立60周年にあたり、各分野で様々なイベントが計画されていることから、それに連動させる形でのJAAIとの連携や広報の支援についてご提案を頂きました。
その他、山口書記官からは、現在インドネシアに拠点を設置している日本の大学は20大学程度あることなど、日本の大学のインドネシアでの活動等をご紹介いただきました。

(左から)Dr. Wahyu、Mr. Agung LIPI職員、古屋副センター長、Ms. Mila、Prof. Dr. Subyakto、山下センター長、中村公使、山口書記官、大田国際協力員

(左から)Dr. Wahyu、Mr. Agung LIPI職員、古屋副センター長、Ms. Mila、Prof. Dr. Subyakto、山下センター長、中村公使、山口書記官、大田国際協力員

当センターとしては今後も同大使館と連携を図りながら、JAAIの活動を支援していきたいと思います。