広島大学国際交流グループ 平野裕次主査の来訪

2016年12月16日、広島大学国際交流グループの平野裕次主査が当センターを来訪されました。平野主査は同大学の海外拠点及び海外校友会(同窓会)を担当されており、今回は2013年6月以来の来訪となりました。

広島大学は、(独)国際協力機構(JICA)による人材育成支援無償事業(JDS事業)等を通じて、カンボジア学生の受入れを行っていらっしゃいます。
同大学は今年度のJSPS「大学の世界展開力強化事業(タイプB)」にも採択された他、今年3月にはカンボジア校友会も設立されており、今後さらにCLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)諸国との交流を進められる予定です。
訪泰前にはカンボジアを訪問し、学生交流や現地事務所等を含む今後の活動について、カンボジア教育省との打合せを実施されました。
また、今年の8月には現地企業や大学等との産学連携強化を主な目的として、ミャンマーのヤンゴンにも現地事務所を開設されています。
同大学のカンボジアでの活動についてお話し頂く中で、カンボジアの高等教育事情、特に教員のPhD取得率向上等について話が及び、当センターも論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)の紹介を行いました。

その他、同大学では留学生の帰国後のフォローアップや海外の同窓生らのネットワークをどのように繋いでいくかを課題とされており、日本の大学のタイでの展開状況や各大学のタイ人同窓生らのネットワークについて質問がありました。そのため、山下センター長からは在タイ大学連絡会(JUNThai)やタイで同窓会を持つ大学の活動について紹介を行いました。

大田国際協力員、平野主査、山下センター長

大田国際協力員、平野主査、山下センター長

当センターでは今後も日本の大学の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。