沖縄科学技術大学院大学(OIST)浅井孝司理事長補佐の来訪

2016年8月30日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の浅井孝司理事長補佐が当センターを来訪されました。

浅井氏は、JSPSワシントン研究連絡センターの初代副センター長として同センターの立ち上げ(1991年開所)にご尽力されています。当時、JSPSは先進国に海外センターを開設しておらず、同センター設立の経緯や苦労等について貴重なお話しをお伺いすることができました。
また、2006年から2年3ヶ月、バングラデシュで書記官を務められた(当時のバングラデシュ特命全権大使はJSPSの井上正幸特別参与)そうですが、当時から日本に来るバングラデシュ留学生が非常に多かったとのことです。2009年、JSPSバングラデシュ同窓会(BJSPSAA)が設立されましたが、浅井氏の書記官時代のご功績が同窓会設立にも寄与しています。

OISTは、5年一貫制の博士課程を有する大学院大学で、沖縄という土地柄、海洋科学分野の研究も盛んに行われており、2016年7月には臨海実験研究施設「OISTマリン・サイエンス・ステーション」が開設しました。半数以上が海外からの研究者で構成されており、授業から学内会議に至るまですべて英語で実施されているそうです。日本の研究機関の先駆的な取り組みについて、大変興味深い内容をお伺いすることができました。

古屋副センター長、浅井理事長補佐、山下センター長

古屋副センター長、浅井理事長補佐、山下センター長