016年2月4日~5日、バンコク・チュラロンコン大学が京都大学、香港科技大学と共催した第11回ユニバーシティー・アドミニストレーターズ・ワークショップ(University Administrators Workshop: UAW)に副センター長、国際協力員が参加しました。このワークショップは、京都大学国際交流推進機構が「マルチラテラル交流」の発展及び国際交流基盤の充実を図る一環として、2005年度から毎年開催しているものです。
参加大学・機関は以下の通りです。
(タイ)ブラパー大学、チェンマイ大学、チュラロンコン大学、カセサート大学、マヒドン大学、プリンスオブソンクラー大学、タマサート大学
(日本)北海道大学、京都大学、明治大学、名古屋大学、新潟大学、埼玉大学、東京工業大学、筑波大学、早稲田大学、JSPS
(韓国)高麗大学、浦項工科大学
(中国)南京大学
(台湾)国立成功大学、国立台湾大学
(香港)香港科技大学
(マレーシア)マレーシア工科大学、マラヤ大学
(シンガポール)シンガポール国立大学
(カンボジア)国立プノンペン大学
(フィリピン)フィリピン大学
(オーストラリア)ニューサウスウェールズ大学
(その他)AUN(ASEAN University Network)、タイ高等教育委員会
チュラロンコン大学M. R. Kalaya Tingsabadh副学長より開会の挨拶が述べられた後、引き続きタイ高等教育委員会のApron Kanvong事務局長、AUNのNantana Gajaseni理事による基調講演が行われました。
その後、以下のテーマについて参加大学の代表者より発表ならびに質疑応答が行われました。
Session A:The Exchange of Students between and within the Regions: North/South and South/South
Session B:Promotion of Academic and Research Collaboration: Leading a Horse to Water But How Do You Make Him Drink?
セッションBでは、9月末まで当センターの副センター長を務められた、京都大学企画・情報部国際企画課の山田大輔国際戦略掛長が、海外拠点の活用について発表を行いました。
その後参加者全員がセッションのテーマ毎にグループに分かれ、意見交換の結果を代表者が発表するという全員参加型のワークショップも行われました。ワークショップでは、各大学の参加者が日頃の業務で培った知識や問題点等を出し合い、活発な意見交換が行われていました。
2日目は、前日に引き続き、以下のテーマについて発表ならびに質疑応答が行われました。
Session C:Promoting and Improving Student and Faculty Services: How to Achieve the Balance?
Session D:Memoranda of Understanding: Is it Time for a New Approach? (Are They of Any Use?)
最後に、チュラロンコン大学M. R. Kalaya Tingsabadh副学長、京都大学森純一国際交流推進機構長・副学長より、閉会の挨拶がありました。
次回の第12回ユニバーシティー・アドミニストレーターズ・ワークショップは京都に於いて開催予定とのことです。