バングラデシュ・ダッカ市内でJSPS Guidance Seminarを実施

2015年9月5日、ダッカ市内のPARAGON HOUSEにてJSPS Guidance Seminarを実施しました。JSPSの国際事業を紹介するガイダンスセミナーは、バングラデシュでは今回で3回目の開催となり、約60名の参加がありました。今回も、Prof. Dr. M. Afzal Hossain会長を始め、多数のBJSPSAA理事に事業説明会の運営にご協力いただきました。

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Dr. Nur Ahmed Khondaker同窓会事務局長がセミナーの進行を務め、まずHossain会長から開会の挨拶があり、その後、参加者全員が自己紹介を行いました。

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続いて、Hossain会長より、BJSPSAAの設立や活動内容について紹介があり、BJSPSAAのメンバーは大多数が博士号取得者であり、その活動はバングラデシュにおける学術研究の推進に大いに寄与しているとの説明がありました。

Hossain会長

Hossain会長

当センターからは、まず山下センター長がJSPSの概要やJSPS国際交流事業による研究者交流の状況、バンコクセンターの活動内容等を紹介しました。

山下センター長

山下センター長

続いて、山田副センター長が国際交流事業の説明を行いました。外国人特別研究員事業については、2013年度はバングラデシュからの採用者が全採択者数の10%以上を占めており、当日も外国人特別研究員事業・外国人研究者招へい事業について数多くの質問が寄せられました。また、二国間交流事業や拠点形成事業についての質問も数多く挙がっており、バングラデシュ人研究者が日本との学術交流に高い関心を寄せていることがうかがえました。

山田副センター長

山田副センター長

今回のガイダンスでは、バングラデシュ人の積極的・前向きな国民性が顕著に現れたようで、プレゼンの途中でも数多くの質問があったり、質問者が自身の経験談を話したところ、それに対し他の参加者が意見を述べて意見交換が始まったりと、会場は大いに盛り上がり、セミナーは予定時間を大幅に超えて終了しました。

最後に、9月の任期満了に伴い、今回が最後のバングラデシュ出張となる山田副センター長をはじめ、センター長、国際協力員へBJSPSAAから記念品が渡されました。

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